押忍!闘え!応援団 私的レビュー
はじめに
 音楽に合わせて現れたマーカーを順にタッチしていくだけのシンプルな音楽ゲーム。聞いたことのある曲ばかりでハマるとやめ時が分かりません。
 アーケードゲーム機の『シャカっとタンバリン』とシステムが似ていますが、あくまで携帯ゲーム機として遊べるところに魅力があります。
 パッケージで好みが分かれますそうですが、ゲームシステムとしてはトップクラスです。ハマること間違いなしといっても過言ではないでしょう。
ストーリー★★★★★
 街の困っている人を応援するというもの。ステージ1つ1つにストーリーがあり、そのどれもが『熱い』です。
操作性★★★★★
 ポーズ以外はタッチペン操作。一応左利き対応にもなっています。
BGM&SE★★★★★
 一度は聞いたことのある音楽ばかり。さらに、一昔の音楽から最近の音楽まで幅広い年代の音楽が揃っていて十分に楽しめます。
グラフィック★★★★★
 これまでの『クール』な音楽ゲームのグラフィックを一新した『ホット』な応援団です。
 プレイ中の応援団は3Dで活発に踊る姿にも目が行きます。
システム★★☆☆☆
 『曲毎に難易度』が用意されているのではなく、『難易度毎に曲』が用意されているといった感じで、最高難易度でプレイしたくても、その前の難易度で全てをクリアしないといけないところがネックでした。
 長い前奏やエンディングもスキップすることができず、なかなかクリアできない曲ではイライラ感が出てしまいます。
 ステージクリア毎に見られる絵の鑑賞モードのようなシステムは設けられておらず、少し残念。
コンセプト★★★★★
 応援というコンセプトに適した曲が多く、現れるマーカーも団員の動きに合わせたものとなっています。
 ただタッチするだけでなく、スライドも混ざっており、プレイヤーのテクニックの上達も見込まれる作品です。
その他★★★★☆
【ボリューム】
 曲数はあまり多い方ではありません。もう少し多ければもっと楽しめたのですが。

【価格】  ボリュームは若干少ないですが、十分に楽しめる内容です。買って損はないと思います。
総合評価★★★★☆
 パッケージだけではどうも興味の沸かないゲームでしたが、一度プレイして見方がまったく変わりました。音楽ゲームに慣れていない人にとっては最初は難しいかもしれませんが、慣れていけばできてきます。
 ボタンを押すだけやペンで画面のどこでもタッチするだけの単調なシステムとは違い、活発なプレイができ、大変楽しめます。
 曲のノリがいいので、友人同士でも楽しめるのではないでしょうか。
(2009/04/01)